学校長より

皆さん、こんにちは。

徳島県立阿南支援学校長の猪子秀太郎(いのこひでたろう)です。

 

本校は、自然豊かな徳島県阿南市大野町にあります。

周囲には、みかん畑や田園地帯が広がり、山々には阿南特産の竹林がたくさん見られます。

そんな自然の中で、小学部から高等部までの子どもたちが、現在から将来にわたって地域社会の中で活躍しながら、充実した生活を送る力をつけるために、日々勉強に遊びにスポーツに励んでいます。

 

本校では、まず子どもたちの健康と安全を守りつつ、一人一人が学ぶことの楽しさを感じることのできる教育の実現に向けて、教職員一丸となって努めて参ります。

 

保護者や地域の皆様におかれては、是非、本校の教育にご注目いただき、様々なご意見をお寄せいただけましたら幸甚に存じます。

どうかよろしくお願いいたします。

校長室より

校長室より

新年度が始まりました。

始業式、入学式が終わり、いよいよ令和4年度が本格的に始まりました。

今年度は、小学部に6名、中学部に11名、高等部に16名の新しい仲間を迎え、児童生徒数122名のスタートです。

廊下を歩いていると、初々しい1年生たちが、学校探検をしたり授業を受けたりしているのに出会います。

在校生たちも、それぞれ1年ずつ学年が上がって、急にお兄さん、お姉さんになったように見えます。

さあ、これからみんなで力を合わせて、楽しい学校を作っていきましょう。

卒業式

本日は、卒業式でした。

小学部3名、中学部12名、高等部13名の人たちが、新たなステージに向かって巣立っていきました。

卒業証書を渡すときに、一人一人の子どもと目を合わせました。

うれしそうに証書をもらう子、「おめでとう」というと「ありがとう」と返してくれる子。

その子らしさが出て、とても暖かい空気が流れるのを感じました。

中でも、これから社会に出て行く高等部卒業生の人たちは、証書をもらう時の表情に決意が見えました。

これから、様々なことがあるでしょう。苦しいことがあるかもしれません。

そんな時には、阿南支援学校で学んだことや楽しかったことを思い出して、乗り越えましょう。

皆さんが自分の人生の主役として、活躍することを祈っています。

ご卒業、おめでとう!

ベルマーク財団から表彰いただきました

このたび、本校のベルマーク応募点数が50万点を超えたとのことで、ベルマーク教育助成財団から写真の表彰状をいただきました。

これまでベルマーク収集にご協力いただいたご家庭、整理作業に携わった保護者、児童生徒、教員の皆様のおかげです。ありがとうございました。

学校祭

12月3日(金)、学校祭が開催されました。

新型コロナウイルスの感染状況も落ち着きをみせ、1家族2名まで、3交代入れ替え制といった制限をさせていただきましたが、多くの保護者の皆様に御来校いただいたこと、本当によかったと思います。

小学部、中学部、高等部それぞれに、子どもたちが日頃から一生懸命作った作品を並べた出店が作られました。それから、絵や写真、立体作品の展示もありました。子どもたちが農場で一生懸命世話をした野菜や花も並んでいます。

生徒会長の放送を合図に、学校祭が始まります。

「いらっしゃい。いらっしゃい。」「一生懸命作りました。買ってください。」

売り子役、レジ係、いろんな役割の子どもたちが、元気にお客さんに声をかけます。

お客さんには保護者の方、それから販売役ではない子どもたち、先生たちもやってきました。事務室の人たちも仕事の合間に来てくれました。

小学部の子どもたちは、おうちの人と一緒に出店を回ったり作品の見学をしたりして、とてもうれしそうでした。

高等部の奥、21HRの教室では「マジックショー」が開かれました。トランプのマジックを見事に披露して、お客さんから大喝采をもらっていました。

大きな行事がなかなかできない昨今ですが、多くの人と交流し、日頃がんばって作ったものをいろんな人に買ってもらったり、自分も買って「ありがとう」と言われたりするという、とても大切な経験ができた一日でした。

広瀬さんのみかん

学校の裏山に、広大なみかん畑が広がっています。

これは、ご近所の広瀬さんのみかん畑です。

広瀬さんは、60年間このみかん畑を大切に守り育ててきたそうです。

つまり、この学校ができるより先にみかん畑はここにありました。

学校ができてから、毎年、広瀬さんは子どもたちにみかん狩りをさせてくれました。

それは、26年にわたって続いています。

これは、広瀬さんが子どもたちのために育ててくださっているみかんの木です。

小学部の子どもたちでも、危険なくみかん狩りができる場所を提供してくださってきました。

ところが、ご高齢のため今年いっぱいでみかん畑をやめるとのこと。

ああ残念。そして、長年にわたり本当にありがとうございました。

これから12月にかけて、子どもたちが最後のみかん狩りをさせていただきます。

そして、子どもたちや先生は、広瀬さんには26年間の感謝を込めて、お手紙を書こうと準備を進めています。

阿南支援学校は、こんな暖かい地域の人々に支えられて子どもたちの教育を行ってきました。

これからも、地域の方たちとの交流を大切にしながら進んでいきます。

広瀬さん、本当にありがとうございました。

後期が始まりました。

本日は、後期始業式でした。

学校では、感染予防対策として、オンラインも活用して学部ごとに別の場所で始業式を行いました。小学部は玄関ホール、中学部は体育館、高等部は各教室です。

校長や教頭は、小学部の会場でリアルに挨拶をします。その様子は、体育館や高等部教室に配信され、別々の場所で同時に式典を行いました。

やはり小学部の小さい子どもたちには、画面を見るよりも、目の前でお話をした方がわかりやすいのです。中学部や高等部になると、画面の中で行われる挨拶も落ち着いて聞くことができるようになります。成長の表れだと思います。

後期は、遠足や修学旅行、学校祭などの行事、そして高等部の人は大切な「就業体験」があります。

まだまだ、コロナ感染症には油断ができませんが、子どもたちみんなが元気で明るく学習を進めていけるように、精一杯努めたいと思います。

「体育の日」お礼

先週、すべての学部の「体育の日」を、無事開催することができました。

9月29日(水)高等部、9月30日(木)小学部、10月1日(金)中学部。

日々刻々と変わる新型コロナウイルスの感染状況を見るために、保護者の皆様の参観決定がギリギリとなってしまい、ご迷惑をおかけいたしました。

それぞれ平日にもかかわらず、多くのご家族に参観いただけたこと、本当にうれしく思います。

学部別の開催でしたので、小さい子が大きいお兄さんお姉さんの活躍を見るといったことはできませんでしたが、こぢんまりした中にも一人一人の子どもに合わせた活動ができる良さがあったと思います。

小学部低学年では、小さな子どもたちが、広い運動場の中で今自分がするべきことを一生懸命考えて、体を動かしている様子がよくわかりました。

小学部高学年では、これまでの運動会の経験の積み重ねによって、お兄さんお姉さんらしく競技に参加できるようになっているんだなと感じました。

中学部では、一人一人が自分の競技をがんばる中にも、友達と一緒に楽しんだり、協力したり、集団活動の力が少しずつ成長していることがわかりました。

高等部では、競技への取り組みの様子から、生徒たちが普段から授業に一生懸命取り組んでいることをうかがい知ることができ、とても頼もしく思いました。

保護者の皆様にも、それぞれの子どもたちが活躍する様子を見ていただけて、大変よかったと思います。これからも、できるだけ学校での活動を見ていただけるように工夫していきます。

不自由な開催ではありましたが、今後の参考となる内容もあった「体育の日」でした。来年度には「運動会」が復活することを祈りつつ、今年のこともしっかり反省して生かしていきたいと思います。

保護者の皆様、本当にありがとうございました。

「体育の日」の予行練習

9月に入りましたが、晴れている日は日差しがきつく、外にいるとやはり暑いです。

学校では、もうすぐ開かれる学部別の「体育の日」の練習が、いよいよ佳境に入ってきました。

昨日は、高等部。今日は、小学部の予行練習でした。明日は、中学部です。

高等部の予行練習には、開会式の練習もあり、元気な選手宣誓が見られました。その後の、生活基礎グループの競技練習では、先生と一緒にひもをくぐったり、カラーボールを拾い集めたり。きつい日差しの中でしたが、さすが高校生。ふだんの体育で培った力をしっかり発揮していました。

小学部の低学年の予行練習にも参加しました。みんなで、はらぺこあおむしに、たくさんえさをやりました。それから、かけっこ。小さい子たちが、一生懸命ゴールを目指して走りました。よくがんばりました。

引き続くコロナ禍により、学校の教育活動が制限される中ですが、いろいろな工夫で何とか子どもたちの楽しめる学習活動を行っていきたいと思います。

技能検定

7月28日に、本校の体育館でビルメンテナンス技能検定が開催され、高等部の生徒たちも参加しました。

ビルメンテナンス技能検定は、部屋のほうきかけや、机ふきなど清掃に関する様々な技能をテストして、1~10級の級を認定してもらう検定です。

体育館に枠で仕切られたエリアが設置され、生徒が一人ずつ、決められた手順に従って自在ぼうきを使って清掃していきます。

はく順番や、確認の手順などは厳密に決められていて、生徒たちは間違えないように注意しながら清掃を進めます。

たぶん、緊張で頭は真っ白、手や体が勝手に動いているような感じなのでしょう。

技能検定は生徒たちにとって真剣勝負の場です。

一生の思い出に残る貴重な経験ができたことでしょう。

おつかれさま。