校長室より

2021年10月の記事一覧

後期が始まりました。

本日は、後期始業式でした。

学校では、感染予防対策として、オンラインも活用して学部ごとに別の場所で始業式を行いました。小学部は玄関ホール、中学部は体育館、高等部は各教室です。

校長や教頭は、小学部の会場でリアルに挨拶をします。その様子は、体育館や高等部教室に配信され、別々の場所で同時に式典を行いました。

やはり小学部の小さい子どもたちには、画面を見るよりも、目の前でお話をした方がわかりやすいのです。中学部や高等部になると、画面の中で行われる挨拶も落ち着いて聞くことができるようになります。成長の表れだと思います。

後期は、遠足や修学旅行、学校祭などの行事、そして高等部の人は大切な「就業体験」があります。

まだまだ、コロナ感染症には油断ができませんが、子どもたちみんなが元気で明るく学習を進めていけるように、精一杯努めたいと思います。

「体育の日」お礼

先週、すべての学部の「体育の日」を、無事開催することができました。

9月29日(水)高等部、9月30日(木)小学部、10月1日(金)中学部。

日々刻々と変わる新型コロナウイルスの感染状況を見るために、保護者の皆様の参観決定がギリギリとなってしまい、ご迷惑をおかけいたしました。

それぞれ平日にもかかわらず、多くのご家族に参観いただけたこと、本当にうれしく思います。

学部別の開催でしたので、小さい子が大きいお兄さんお姉さんの活躍を見るといったことはできませんでしたが、こぢんまりした中にも一人一人の子どもに合わせた活動ができる良さがあったと思います。

小学部低学年では、小さな子どもたちが、広い運動場の中で今自分がするべきことを一生懸命考えて、体を動かしている様子がよくわかりました。

小学部高学年では、これまでの運動会の経験の積み重ねによって、お兄さんお姉さんらしく競技に参加できるようになっているんだなと感じました。

中学部では、一人一人が自分の競技をがんばる中にも、友達と一緒に楽しんだり、協力したり、集団活動の力が少しずつ成長していることがわかりました。

高等部では、競技への取り組みの様子から、生徒たちが普段から授業に一生懸命取り組んでいることをうかがい知ることができ、とても頼もしく思いました。

保護者の皆様にも、それぞれの子どもたちが活躍する様子を見ていただけて、大変よかったと思います。これからも、できるだけ学校での活動を見ていただけるように工夫していきます。

不自由な開催ではありましたが、今後の参考となる内容もあった「体育の日」でした。来年度には「運動会」が復活することを祈りつつ、今年のこともしっかり反省して生かしていきたいと思います。

保護者の皆様、本当にありがとうございました。