高等部の取組

高等部の取組

富永ジョイナー工場訪問 (高等部産業工芸科)

 「現代の名工」 富永啓司 氏 のご厚意で、富永ジョイナー有限会社にご招待いただき、「浮造り」(うづくり)を体験しました。

 「浮造り」とは、乾燥させた茅の根を束ねた道具で木材の表面をこする仕上げ方法のことで、板に鮮やかな艶や凸凹をつけ、木の持つ美しい木目をさらに美しく際立たせます。日本古来の伝統技法で、神社や仏閣など歴史的な建造物で見かけることができます。生徒たちにとっては、もちろん初めての体験でした。

 生徒たちが「浮造った」木材は、今後、富永氏の作品に生まれ変わり、来年開催される「大阪・関西万博」の徳島県パビリオンに出展される予定です。生徒たちは富永氏の説明を真剣に聞き、心を込めて作業していました。

 

 

竹紙を納品してきました!

11月1日、高等部作業学習班「竹紙班」が日亜化学工業株式会社を訪問し、竹紙を納品しました。

納品した竹紙は、重役の方の名刺として活用される予定です。

また、納品後に会社見学をさせていただきました。LEDの構造やどこで使われているか等について教えていただく等、生徒たちにとって学びの多い学習になりました。

今後も地域との交流、地域への貢献を目指して活動していきたいと思います。

(下記の写真は竹紙納品式の様子及び会社見学の様子です)

 

初収穫

 5月の下旬に苗植えした「さつまいも」が収穫の時期を迎えました。一番最初に掘った瞬間に大きな芋がとれて、みんなで収穫の喜びを分かち合いました。なお、これらの「さつまいも」は来る本校「学校祭」で販売する予定です。お買い上げの程よろしくお願いしたします。

卒業証書漉き

高等部の作業学習班の1つに「竹紙班」というグループがあります。

「竹紙班」は、NPO法人竹林再生会議と連携し、放置された竹を和紙に変えたり、製品として地域に紹介したりする等、SDGsに関する学習を行っています。

今回は、今年卒業する3年生の卒業証書漉きの様子を紹介します。

本校では毎年、卒業生が自分たちで卒業証書を漉いています。今年も卒業証書の原料を丁寧に流し込んで、自分だけの卒業証書を作り上げることができました。