避難訓練等防災教育

避難訓練等防災教育について

令和4年度 地震火災対応訓練を実施しました。

令和5年2月28日(火)の9:50から本校職員と、小学部・中学部・高等部の児童生徒の全員を対象に「地震火災対応訓練」を実施しました。

 

阿南支援学校では学校行事の中に年2回の避難訓練を行なっていますが、これは本校の重点課題である「安心・安全な学校づくり」の一つとして、「各種の災害に備える防災対策の充実」を図る目的で取り組んでいます。

 

 

今回訓練では、地震の振動音を放送する、突然の発災であることから避難等の指示の放送は校内のインターフォンを使い、実際に校長先生に行っていただくなど、震災の状況にできるだけ近づけるよう配慮しました。

 

 

特に過去の訓練では、常にクラス担任が児童生徒の授業を担当する時間帯で実施していた反省から、今回は本校の訓練としては初めて、担任では無い教員が授業を担当している時間帯での発災を想定するなど多くの意見を訓練の内容に取り入れました。

 

 

訓練時は教室以外にも、作業スペースや広場での授業中であり、対応にあたった教員は、閉じ込め防止のためにドアを開ける、落下物を避けるために活動場所の中央に集まるなどの指示を児童生徒に行いました。

 

 

 

訓練終了後は校長先生から「地震があっても、今回の様に先生の指示に従って、落ち着いて行動してください。」との講評をいただきました。

 

この地震火災対応訓練の後は、先生方へアンケートを行い、今回の問題点や今後の防災についての意見をうかがうことができました。

 

そして、今後も児童生徒が安心して過ごせる安全な学校づくりに邁進できるよう、防災意識を向上させる訓練等を実施していきたいと思います。

 

令和4年度 起震車体験を実施しました。

10月4日に本校、玄関前駐車場に、地震体験車「防災すだちくん」号と共に、県南部総合県民局(美波)津波減災•危機管理担当 野田 均(ひとし)様をはじめとする職員の皆様に来校して頂きました。

 

 

今回の「防災すだちくん」号は車体の側面に徳島県のマスコットキャラクターである「すだちくん」が描かれた親しみやすいデザインです。

性能についても、地震の最大震度と言われる「震度7」の揺れだけでなく、過去に日本国内で実際にあった甚大な地震災害の揺れも再現および体験することができます。

 

 

この体験では、小学部・中学部・高等部の希望する児童生徒が参加しました。

また、起震車の揺れを体験することで、実際の揺れでも冷静に対応できることを目的とし、今回はテーブルの下への避難などは省略しています。

 

 

特に高等部では防災啓発講義も行い、野田 均様から「発災時には揺れだけでなく、落下物や倒壊の恐れがあるブロック塀に気をつけること、揺れが収まっても海に面している徳島県南部では津波の有無の確認と高所へ避難すること」等の説明に真剣に聞き入っていました。

 

 

体験終了後は高等部 吉川 翔也さんが児童・生徒代表としてお礼の言葉と今後の決意として、「地震は怖いですが、今回の起震車の体験をもとに、何があってもあわてずに落ち着いて行動できるように、これからも勉強したいです。」と思いを述べてくれました。

 

 

この起震車体験で学んだことや感じたことをご家庭でも共有し、防災について考えるきっかけとなればと願っています。

 

令和4年度 火災避難訓練を実施しました。

本校は「安心・安全な学校づくり」を重点課題の一つとして日々の教育活動に取り組んでいます。そしてこの課題を達成するための方策として「各種の災害に備える防災対策の充実」を掲げています。5月31日(火)にその一環として、本校職員・児童・生徒の全員が参加する火災避難訓練を阿南市消防本部の方の立ち会いの下で実施しました。

 

   

 

今回は火災を想定した避難訓練ですが「各種の災害に備える防災対策の充実」の観点から、本校が児童・生徒全員に用意しているヘルメットを着用避難を行いました。

  

 

少し暑く感じる気候の中での訓練でしたが、児童・生徒は教職員の指示に従って真剣な態度で取り組むことができました。

 

 

 また、避難行動終了後も様々な状況に対応するため、水消火器を使った模擬消火訓練も行いました。

こちらの活動は阿南市消防本部から来校された 係長 山本 敬幸(たかゆき)さんと 業務主任 村田 人志 さんが中心となり進めていただきました。

  

 

特に児童・生徒からの質問に対しても、わかりやすく丁寧に答えて頂いたことは大変好評でした。この場をお借りしてお礼申し上げます。ありがとうございました。

 

 

今回の火災避難訓練を通して、本校職員の私達自身が一層の防災関連の知識を習得しなければならないと感じました。また、児童・生徒が安心して過ごせる安全な学校づくりに邁進するために日頃から防災意識を高めていきたいと決意を新たにしました。

 

地震火災避難訓練を実施しました。


 本校は学校行事として年2回の避難訓練が組み入れられています。これは本校の重点課題である「安心・安全な学校づくり」を実践し、命を守る指導の一環として行っています。冬休みが明けた3日後の、1月13日(木)に職員・児童・生徒の全員が参加する地震火災避難訓練を実施しました。

 

今回は昨年12月3日(午前9時28分)に阿南市で震度4の地震が発生したことから、その際の対応や反省点を顧みる貴重な機会となりました。例として、緊急放送の内容を具体的にする等の全面的な見直しをはじめ、突然の発災を想定し学校長が校長室から放送するなど、多くの意見を訓練に取り入れました。

 

 

 

避難行動では各教室で児童・生徒用に保管しているヘルメットを着用して行いました。寒い気候の中での訓練でしたが、児童・生徒は教職員の指示に従って真剣な態度で取り組むことができました。

 

 

避難行動終了後も様々な状況に対応するため、特に実践的・体験的な活動として備蓄食(アルファ化米)の試食も行いました。これらは阿南市より保管の依頼を受けている備蓄食で、入れ替え時期が迫っていたことから、市の危機管理課と相談の上、実施することができました。

 

 

教職員や児童・生徒から「初めて作ったが、今後の参考になった」「おいしかった」等の意見を聞くことができ、大変良い経験になりました。

 

 

また、この備蓄食は事前に児童・生徒・本校職員の全員へ配付を行いました。今回の地震火災避難訓練などをきっかけにご家庭でも防災について考えていただく機会となればと願っています。  

令和3年度 阿南支援学校防災地域連携協議会を実施しました。

本校は地震や洪水などの災害発生時に、緊急的に避難し身の安全を確保するための『指定緊急避難場所』に指定されています。

また、これらの災害により自宅に戻れなくなった方々などが一時的に滞在する『指定避難所』でもあります。

11月18日(木)に、地域の方々との連携を深め、万が一の災害時の対応について共通理解を図るため、阿南市危機管理部の担当の方をはじめ、大野公民館館長、大野防災連合会や上大野協議会、下大野協議会の防災担当の方々に来校いただき上記の会を実施しました。

話し合いでは協議会の趣旨やこれまでの取り組みをはじめ、本校で確保している防災備品の保管場所や管理等の説明、そして今後の取り組みとして避難所開設に向けたアクションカード(行動マニュアル)について情報交換を行いました。

この会の活動を通して、本校職員の私達自身が一層の防災関連の知識を習得しなければならないという必要性を感じました。また、災害時には地域の支援拠点としての役割を充分に果たせるよう日頃から防災の意識を高めていきたいと決意を新たにしました。