避難訓練等防災教育

令和4年度 起震車体験を実施しました。

10月4日に本校、玄関前駐車場に、地震体験車「防災すだちくん」号と共に、県南部総合県民局(美波)津波減災•危機管理担当 野田 均(ひとし)様をはじめとする職員の皆様に来校して頂きました。

 

 

今回の「防災すだちくん」号は車体の側面に徳島県のマスコットキャラクターである「すだちくん」が描かれた親しみやすいデザインです。

性能についても、地震の最大震度と言われる「震度7」の揺れだけでなく、過去に日本国内で実際にあった甚大な地震災害の揺れも再現および体験することができます。

 

 

この体験では、小学部・中学部・高等部の希望する児童生徒が参加しました。

また、起震車の揺れを体験することで、実際の揺れでも冷静に対応できることを目的とし、今回はテーブルの下への避難などは省略しています。

 

 

特に高等部では防災啓発講義も行い、野田 均様から「発災時には揺れだけでなく、落下物や倒壊の恐れがあるブロック塀に気をつけること、揺れが収まっても海に面している徳島県南部では津波の有無の確認と高所へ避難すること」等の説明に真剣に聞き入っていました。

 

 

体験終了後は高等部 吉川 翔也さんが児童・生徒代表としてお礼の言葉と今後の決意として、「地震は怖いですが、今回の起震車の体験をもとに、何があってもあわてずに落ち着いて行動できるように、これからも勉強したいです。」と思いを述べてくれました。

 

 

この起震車体験で学んだことや感じたことをご家庭でも共有し、防災について考えるきっかけとなればと願っています。