避難訓練等防災教育

令和5年度 起震車体験を実施しました。

7月11日(火)、地震体験車「防災すだちくん号」と共に、南部総合県民局・地域創生防災部(美波)から 

藤田 周志様 と、徳島県立南部防災館(海陽町)から 松葉 工様、田村 友裕様に来校していただき起震車体験を実施しました。

 

 

起震車の「防災すだちくん号」は車体の側面に徳島県のマスコットキャラクターである「すだちくん」が描かれています。

また、その性能については、地震の最大震度といわれる「震度7」の揺れだけでなく、過去に日本国内で実際にあった地震災害の揺れも再現および体験することができます。

 

 

 この体験では、小学部・中学部・高等部の希望する90名の児童生徒が参加しました。

特に、起震車の揺れを体験することで、実際の地震の揺れに遭遇しても冷静に対応できることを目的としました。

 

 

高等部の体験では防災啓発講習も行いました。講師の藤田 周志様からは「地震発生時には、落下物のおそれがあることから特に頭部の保護を行うこと、揺れが収まっても海に面している徳島県南部では津波の有無の確認と、もし津波の危険がある場合は速やかに高所へ避難すること」等の説明に生徒は真剣に聞き入っていました。

 

 

体験終了後は高等部生徒が児童生徒を代表してお礼の言葉と、今後の決意として、「地震の揺れがあっても、あわてずに落ち着いて行動ができるようにこれからも勉強して今回の起震車体験を生かしていきたいです。」と思いを述べてくれました。

 

 

なお、南部総合県民局から起震車体験や防災講習以外にも防災活動の一環として災害用備蓄水のペットボトル(500ml)を寄贈していただきました。こちらは試飲等を通して防災意識の向上や啓発等に役立てるため児童生徒と教職員の全員に配布させていただきました。

 

 

今回の起震車体験で学んだことや感じたことを学校生活で共有することで、ご家庭でも防災について考えるきっかけとなればと思っています。