産業工芸科 木工の授業(3年生)
2025年5月14日 17時41分新学年が始まり約1ヶ月、生徒たちは着実に木工技術を高めています。
3年生は、地域から頂いた木を材料に、『木目の美しさ』を生かした一枚板のベンチを製作中です。
この製品は、12月の学校祭で販売します。
お楽しみに!
〒774-0049 徳島県阿南市上大野町大山田52 TEL: 0884-22-2010 FAX: 0884-22-2293 E-mail: anan_ss@mt.tokushima-ec.ed.jp
新学年が始まり約1ヶ月、生徒たちは着実に木工技術を高めています。
3年生は、地域から頂いた木を材料に、『木目の美しさ』を生かした一枚板のベンチを製作中です。
この製品は、12月の学校祭で販売します。
お楽しみに!
だんだん暑くなってきましたが、少しずつ準備を進めてきた植栽事業が
いよいよ今週金曜日となりました!
2月から種まきを始め、3月にポットへの鉢上げをして
5月の出荷まで水やりや追肥などの管理を一生懸命してきました。
生徒たちも金曜日の植栽に向けて、日頃の実習にも熱が入っています!!
マリーゴールドの出荷準備!!
毎年、年に2回日亜化学工業で花の植栽事業を行っています!
マリーゴールドの種まきから花の管理まで責任を持ちながら日々の実習に取り組んでいます。
5月16日(金)の植栽まで花がいっぱい咲くように頑張ります!
PTAバザーの売上げで新しい教材やカームダウン室のヒーターを購入させていただきました。多くの生徒たちが教材を使って活動できるよう、環境を整えていきます。
保護者の皆さま、ありがとうございました!
3月6日の卒業にあたり、「産業工芸科」3年生2名が最後に製作した木工作品を紹介します。
「宅配ポスト(ボックス)」
最近はネットで注文し、宅配を受ける場合がふえています。小包も大小様々なので、卒業生はそれに対応するように設計しました。木材保護材で塗装し雨にも強くしたので、外に置いても大丈夫です。
小さな荷物は上のボックスに、大きな荷物は下の扉のボックスに入れるようにしました。
「遊山箱」と「整理小物入れ」
もう1名の卒業生は、次の写真のものを製作しました。
徳島の伝統工芸品の「遊山箱」は見本を見ながら考えて作りましたが、
「整理小物入れ」は設計も製作もすべて自分の力で作り上げました。
「卒業記念品」
卒業生が作ったベンチは卒業記念品として学校に寄贈しました。
教頭先生と卒業生の「丈池和輝」さん
「遊山箱」は、徳島の伝統工芸品で、子ども用の三段重ねの弁当箱です。
旧暦の3月3日、子どもたちは「遊山箱」を持って野山や海へ出かけるという風習がありました。徳島で「遊山箱」が作られるようになったのは、江戸時代といわれています。
遊山とは…一点の曇りもない晴れ晴れした心境で、美しい景色を楽しみ、悠々自適に
過ごすこと。
2年生の木工の最後の学習として、阿波の伝統工芸を継承しようと、生徒だけの力で「遊山箱」を作りました。
材料は、木材の王様である「檜」(ひのき)。
取っての部分は、「槇」(まき)の枝で作りました。
2月4日、徳島大学の坂田大輔先生をお招きし、主権者教育の出前講座をしました。
模擬投票や選挙の○×クイズ等をとおして、選挙の仕組みや原則についてわかりやすく教えていただきました。
生徒たちにとって、とてもよい学びの機会になりました。本当にありがとうございました。
18歳になれば選挙で投票することができます。今回の出前講座をとおし、国や社会の問題を自分のこととして捉え、選挙に投票にいってほしいと思います。
1月26日(日)に開催された加茂谷駅伝は、7㎞を5人(5区間)で走る大会です。
本校からは、中学部・高等部の合同で3チームが出場しました。
沿道の方々のあたたかい声援を浴びながら、子どもたちは一生懸命走りました。
朝の体力作りで走り続けてきた高等部3年生は、さすがに余裕の表情です。
見事にゴール!!
学校対抗では、3人が区間賞
みなさんよく頑張りました(^^)
保護者の皆様、沿道の皆様、応援ありがとうございました!!
去る11月21日、産業工芸科の校外学習で「富永ジョイナー工場」の訪問をさせていただき、そこで学んだ伝統工芸の「浮造り」を本校の授業の中で実践しました。
「浮造り棒」でこすり、杉板の木目を浮き出します。
そうすると杉板に立体感ができ、さらに木目が際立ちます。
そして、できあがったのが、昔ながらの「道具箱」です。
産業工芸科の3年生の製品を「大野公民館」に寄贈しました。
これは地域に生えていた「樅の木」の板材を、卒業制作作品として一枚板のテーブルに生徒たちが加工したものです。大野公民館の和室に置いていただけることになりました。
生徒たちは、「地域の皆様に愛されるテーブル」になればと願っています。
産業工芸科3年生の「丈池和輝」さんと大野公民館「松浦館長」様
大野公民館の和室
12月10日に地震•火災訓練を行いました。
今回の訓練では、通常通り地震の音は校内放送で行いましたが、各生徒への避難の呼びかけは拡声器やメガホンを使用し行いました。
生徒も避難の呼びかけを聞いた後、落ち着いて運動場へ避難することができました。
また、今回の避難訓練では保護者の方もご参加いただき、避難経路の説明や避難後の生徒の受け渡しなど細かな確認も行いました。
実際に地震がきた時のことを意識して行うことができ、とても有用な訓練となりました。
ご参加いただいた保護者のみなさまありがとうございました。
9月より3ヶ月間にわたって行ってきた紙漉きの作業が、12月3日に最終日を迎えました。
今年度もご指導いただきました「NPO法人竹林再生会議」の皆様、ありがとうございました。
地元で放置された竹林の竹を使って紙を漉くことで、生徒たちはSDGsな取り組みについて、体験的に学ぶことができました。
今後もこのような活動を通して、生徒たちの学習の機会をたくさん作っていきたいと思います。
来たる12月6日(金)の学校祭では、産業工芸科の生徒たちが今までに製作した木工製品を展示・販売します。
その生徒たちが心を込めて作った作品を紹介します。
2年生が作った作品
茶色いのは宅配ボックスです。ご家庭の玄関先にでもおいてください。そのため防水塗料を塗っています。
2年生は、引き出し・扉・引き戸などを活用した製品を製作しています。
1年生が作った作品
1年生は箱作りなど基礎基本から木工を学んでいきます。そして、マガジンラックやA4コンテナと発展していきます。(上の作品の左から右ですね。)
3年生が作った作品
そして、3年生はイスや机で、大人の体重に耐えるイス。体に合った机などを製作します。4つの脚が床の上に密着しコトコトいわないようにするのはけっこう技術がいります。当然強度も考えなければいけません。
ベンチとサイドテーブルです。
一枚板を使ったベンチです。 これは昨年と同じように抽選にする予定です。
木工室で販売予定です。ご来場をお待ちしています。
11月1日、高等部作業学習班「竹紙班」が日亜化学工業株式会社を訪問し、竹紙を納品しました。
納品した竹紙は、重役の方の名刺として活用される予定です。
また、納品後に会社見学をさせていただきました。LEDの構造やどこで使われているか等について教えていただく等、生徒たちにとって学びの多い学習になりました。
今後も地域との交流、地域への貢献を目指して活動していきたいと思います。
(下記の写真は竹紙納品式の様子及び会社見学の様子です)