徳島県立阿南支援学校

〒774-0049 徳島県阿南市上大野町大山田52 電話 0884-22-2010  ファクシミリ 0884-22-2293     E-Mail anan_ss@mt.tokushima-ec.ed.jp
 

ごあいさつ

    校長の郡 俊恵(こおりとしえ)です。
    地域の皆様、保護者の皆様には、日頃より本校教育の充実、発展に御協力・御支援をいただき心より感謝申し上げます。

 さて、平成30年度が始まりました。本年度は小学部36名、中学部36名、高等部63名、計135名でのスタートです。
 本校では、子どもたち一人一人のニーズに応じたきめ細やかな教育を推進し、個々の可能性を最大限に伸ばし、社会参加や自立できる力を育てるとともに、豊かな感性や人間性を育むことを目標に教育を進めておりますが、今年度は昨年度まで取り組んでまいりました「積極的に社会参加ができる力を育てるキャリア教育の推進」「安心・安全な学校づくりの推進」に「地域に根ざす学校づくりの推進」を加えた3点を重点課題として取り組んでまいります。

 「キャリア教育の推進」につきましては、職業教育の見直しと検討、キャリア教育の視点からの教育課程・教育内容の検討、教育内容の系統性及び一貫性についての検討、自尊感情を高める教育の実践を行ってまいります。
 「安心・安全な学校づくり」につきましては、安全教育の推進、事故防止対策の徹底、防災対策の充実を図り、いかなる時にも、子どもたちが安心・安全に過ごすことができますよう、取組を進めてまいります。

    「地域に根ざす学校づくりの推進」につきましては、地域資源を活用した学習活動や地域交流・地域貢献を積極的に進めてまいります。
     今年度も皆様方の御協力をいただきながら、本校の教育の充実を図っていきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

                                          





阿南支援学校長  郡  俊恵
 
 

 

校長より

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2014/02/14

優佳良織(ゆうからおり)をいただきました。

| by:校長

                                       
  

 島村孝教頭先生(阿南市立山口小学校)を人権教育研修会の講師としてお招きしたことは,このHPで人権教育課が報告しています。


 先生のお話の中で私が注目したのは,不登校の児童を支えるような雰囲気に変わっていった学級集団でした。特別支援学校では「個別の指導計画」や「個別の教育支援計画」がていねいに作られています。特別な支援の必要な児童生徒にとっては無くてはならないものです。ただ,島村先生のお話を聞きながら,学級集団が与える影響の大きさについて改めて感じました。
 

 私が若い頃,研究授業後の授業研究会でベテランの先生がよく「先生,授業中に困っても,子どもたちが助けてくれるけんな」と言っていたのを思い出します。確かに,学級の集団の雰囲気が良いと,指導が難しいなあと感じていたような子がやる気を示したり,授業の進行を助けてくれるような発言や動きが出たりする場面を何度となく見てきました。学級の中で特別な支援が必要な子や指導の難しい子に対して,その子の実態や心情をきちんと把握して個別的な対応をするのはもちろんとても大切です。その一方で,その子が所属する集団そのものの力を高めることが,結局はその子にプラスに働くことになります。
 

 それから,もう一つ講演の途中でびっくりしたことがありました。先生の話を聞くためにはるばる北海道からお客さんが会場においでたのです。そのお客様というのは,北海道の製菓会社の社長さんです。


 那賀川にアザラシのナカちゃんが来てから新聞等で話題になり,島村先生が総合的な学習の時間にナカちゃんに取り組んでいいたとき(2006年),ちょうど学級の児童の一人が北海道旅行のおみやげに,「ゴマアザラシサブレ」を買ってきたそうです。その包装紙を見て子どもたちが本当はゴマフアザラシではないかとか,いろんな質問を手紙に書いて会社に送ったそうです(子どもたちの関心が向いていたときに,本当に偶然ですが,なんと良いタイミングで良い教材が現れたんだろうと思います。ただし,ナカちゃんはアゴヒゲアザラシだそうです)。そうすると会社の社長さんから敢えて「ゴマアザラシサブレ」とネーミングした理由を含め,とても丁寧な返事が返ってきて,子どもたちにとお礼のお菓子も送ってくださったそうです。それから今まで,何年間も子どもたちや島村先生との交流が続き,今回の講演会を聞きに阿南支援学校へということになったようです。


 子どもたちの興味関心から出発して,子どもたちが自らどんどん活動を拡げたり深めていく過程で,この社長さんを始め,いろんな人と知り合う様子は,まるでドラマのようです。改めて,学校だけで完結するのではなく,外の世界とのつながる大切さを改めて感じた時間でした。


 社長さんからはご丁寧に北海道の優佳良織(ゆうからおり)の作品をいただきました。とても素敵なものなので,その写真を載せさせていただきました。


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